A Happy New Year 2021 from U23

あけましておめでとうございます。

U23 inc.代表の内海賢祐です。2020年はみなさん応援ありがとうございました。

COVID19が世界を襲った2020年は、多くの人にとって大変な一年だったかと思います。U23にとってもピンチとチャンスの1年でした。

ピンチから話すと、2015年以降の主要事業だった訪日外国人支援事業はコロナで壊滅的な状況に陥りました。ちょうど去年の今頃、ゲストハウスU23 Houseの閉鎖か継続かを検討した結果、挑戦好きのU23は後者を選びました。絶望的な旅行業界の希望になれたらと、翌月の家賃を払えない崖っぷちに追い込まれるまで、1年間で考え得ることをすべて試みましたが、決定的な打開策を見つけることはできませんでした。2021年は、4つあった物件を2件に集中し、最も効果的だったシェアハウスU23 Houseとして再生に取り組みます。このコロナ禍での挑戦の点は、いつか未来の線につながるはずです。

チャンスの話は、リモートワークの普及です。ついに時代がU23に追いつきました。2003年に、U23 Future Life/Work Styleを怪しいと馬鹿にしていたような人もやっと気づいたのです。2010年に、U23が書籍やApple Storeで普及を叫んでいたリモートワークを、ようやく古い企業でも導入を始めました。2020年、とうとうU23から言わなくても、相手からオンラインを希望してくれる時代になったのは感無量です。オンラインが普及するとオフラインの価値が高まり、U23の移動力も再評価されることでしょう。

2020年の個人的な大きな変化は、移動。2001年ごろからノマドライフをはじめ、半年以上も国境を超えず1カ国に留まった年は10年以上遡っても記憶にありません。ステイホーム期間にスマートホームの実験をしたり、久しぶりに日本での定住を楽しみました。遠出の旅が難しい分、近場を旅しました。いつもと違う道を歩き、いつもと違う視点を持てば、冒険はどこでもできます。早足で23日間日本一周の旅もしましたが、2021年は、コロナが落ち着けば、装備を整えてじっくり全国を回ろうと企てています。永遠の旅人らしく、withコロナ時代の旅スタイルを模索中です。

U23の事業の軸もクリエイティブ支援とIT支援に移行しました。U23は、2003年にトロントで留学支援をはじめてから、新しい生き方・働き方を応援するいろいろな事業をしていますが、2015年に主要事業を訪日外国人支援に移行して以来、3回目の大きな事業転換です。2010年頃に東京で力をいれていたけど、訪日外国人支援を選びフェードアウトしていた、ある意味でリベンジです。

U23のクリエイティブ支援は、2004年にトロントで『迷わない地図』を作ったのがはじまりです。これはバージョンアップを重ね、『迷わないガイドブック』などシリーズも増え、カナダ大使館や総領事館で配布されました。小さな会社でも、エアカナダやTDバンクなど超有名大企業と仕事できることを証明しました。IT支援も、2010年ぐらいからは、専門家に相談されたり、書籍で紹介されたり、Apple Storeで登壇できる程度に先進的な取り組みをしていました。さらに、訪日外国人支援事業ががきっかけで、U23のCTO(最高技術責任者)となるエンジニアのパートナーが加入してからは、もうなんでも自社開発するようになりました。これらの知識と技術と経験を還元し、ロゴデザインから動画制作、Web構築、システム開発までワンストップで支援しています。続きは、U23 Design Factoryの新しいWebサイトwww.u23.designでどうぞ。

2021年は、何が起きるかわかりません。わかっていることは、U23らしくShare The Happiness《ハッピーの共有》のポリシーの元、Change The Future《未来の変革》のミッションに挑戦するということ。違う物事の見方を忘れないこと。今を生きること。

今年も応援よろしくお願いします。

Change The Future,

2021年1月23日 (U23 Day)

U23 inc. CEO/CDO Ken Utsumi

P.S.

U23では「23」と「Future Life/Work」のこだわりから、

日本のお正月とは時差がある、U23 Day(23日)にOnlineで年賀状をお届けしています。