未来を変えるレポートの書き方

U23 Future Workでは動画や本を用いたトレーニングを行いレポートを共有する。

レポートに求められるものは提出先により異なるが、U23 Staff TrainingのReportはつぎの3つの狙いがある。

1. 内容を理解したかの確認

動画や本の発信者が伝えたいことの結論を明確にまとめる。シンプルに誰かに伝えるためには、自分自身が正しく理解していないと説明できない。書くことで理解が深まり定着する。自分の言葉で書き直し、具体例をあげることで、解釈に誤解がないかを確認できる。

2. 学んだことを活かす宣言

賛成なのか反対なのか。前者であればそのアイデアをどこにつなげ、どう活かせるか。後者であればなぜ反対なのか、改善案を提案する。 理解して実行しなければ意味がない。短期・中期・長期的に、具体的な行動計画を立てる。

3. チームの意識統一と新しい発見の探求

チームで同じことを学びチームで論じることでヴィジョンを一つにする。違う見解の仲間のレポートを読むことで理解と視野を広げお互いを高め合う。課題を出したトレーナー自身も新たな発見があるかもしれない。

社会人のレポート・論文と小学生の作文・感想文の違いにも触れておく。レポートや論文は、客観的な事実を元に結論と根拠を論理的にまとめる。作文や感想文は、自分が思ったことを自由に書けばよい。

大学の単位を取得するためのレポートや卒業論文ともちょっと違う。レポートが目的になってはいけない。あくまでも革新を起こすための手段である。

Future Workに評論家はいらない。リスクを恐れず行動を起こそう。想いを言葉に書き出そう。

その魂を込めたレポートがチームの未来を変える。

Change the Future,

Ken