未来を変える数字 Part 2 ~こだわりのナンバー23~

23

ヨハン・クライフの14番、カズの11番、ロナウドの9番、、、一流の選手はこだわりの番号をもっている。

U23も「23」を愛してやまない。

U23ではいろんなところで23が使われている。それは偶然か必然か、デザインをするときに黄金比やフェボナッチ数列が科学的に美しい絵を描くように、23という数字はビジネスにおいてもスピードとクリエイティビティを加速させ最適の解を導き出す。

例えば、U23では毎月「23日」をU23 Dayと呼び、11年前にトロントで創業した頃は毎月23日にアクティビティをしていた。

U23 Dayを定めることでさまざまな恩恵をうけることができる。

通常ならアクティビティの企画するとき5W2Hを考えないといけないが、「23日はU23 Day」と決まっているから”When”を考える意思決定の無駄な時間はない。

完全に自由と言われるより、23日にトロントで限定される方が企画は練りやすい。サッカーが手を使ってはいけないからおもしろいように、俳句が五・七・五の制約があるから美しいように、制約を課すことで時に想像力が広がる。

「23日はU23 Day」と決まっているから、今月のアクティビティは「12日だったっけ?13日だったっけ?」と迷わない。

「23日はU23 Day」と決まっているから、12月23日のU23クリスマス・イブ・イブパーティーは1月の時点で日程調整ができる。

年賀状も1月23日に届けることで、繁忙期からずらし、U23らしさも伝えることができき差別化も図れる。創設記念日も4月23日で忘れることもない。新しいサービスや新プロダクトをリリースするのも決まって23日だ。プロジェクトが生まれたら、暗黙の了解で23日期限に向けてチームは動きだす。サッカーでもGKは手を使えるように、俳句に字余りがあるように、必要に応じて柔軟に例外も認め23日に縛られすぎるということもない。

「23日はU23 Day」と繰り返すとで人々の記憶にも残り、23と言えばU23というブランディングができあがる。社名に23が入っているのでなお都合がよい。

U23 Partyでは「23人目」の入場者にサプライズがあったり、「23秒」というオリジナルゲームも生み出した。いろんな数でシュミレーションしてみたけど、4では少なすぎるし、31は毎月ないので、23という数がちょうどいい。U23のサービスやプロダクトは他社にコピーされることが多いが、U23 Dayだけはコピーできなかったという逸話もある。

U23 Commitment(U23スタッフの誓い)U23 Keynote 23 Tips未来を変えるために20代でやるべき23のこと、などいずれも23個から成るが、なにかをまとめる時も23という数字がちょうどいい。

実際のまとめを見てもらうのがわかりやすいが、23は2+3*7と分解できる。

人間が記憶できるのは2〜3個と言われているので最も大切なことを2つ、「U23 Commitment」で言えば、「U23 Policy」と「U23 Missiyon」の2つを絶対に覚えてもらう。

次に「生徒満足度を高める7つのクレド」、「チームを成功へ導く7つのコンセプト」、「己を磨く7つのコード」という風に、3カテゴリに分け覚えやすい7つにまとめる。

これでたくさんある伝えたいことのほとんどを整理することができる。

この応用でないようによってはKeynote 23 Tipsのように、3+2*10の構成にするのも使いやすい。絶対覚えてもらう最重要の3点と2つのカテゴリに分けた10か条とできる。

3つでは最重要点だけになるし、7か条や10か条が一つではすべてを伝えきれない、50個もつくると覚えれないので23がちょうどいい。

新しいことに挑戦していたら前例がなく、料金設定や目標設定など適正な数値の計算が難しいものがある。そんな場合は、答えのない問題に悩みスピードを落とすより、一旦$23と設定しそこに他のことを調整していく。$23で提供するためには、経費はどれぐらいにして、売り上げはどれだけあえばいいかを考える。

何も決まっていないと前に進まないけど、一つ軸が決まると他のことも決まっていく。

「23」という数字を意識してU23を見てみると新しい発見があっておもしろいかもしれません。見つけ時は、TweetやFacebookでシェアしてください。

前回の、死の数字を幸運の数字に変える方法をぜひ。(→前回のブログ