東北に1mmでも近づき隊スタディツアー

あの日から2年半、変わったこと、変わっていないこと。
世間の被災地への関心が薄れつつあるけど、まだまだ復興の道半ば。
あの日を忘れないでほしい、そんな想いから生まれたスタディツアー。

全国各地から集まったサッカー仲間とともに土曜日の深夜に東京を出発し、バスの向かう先は気仙沼、南三陸、女川町。念願の石巻の少年たちとのフットサル大会と地元の方による炊き出し。避難施設で寝袋で宿泊。翌朝早朝から大川小学校、閖上の記憶に涙し、福島原発の作業員を支えるサッカー日本代表専属西芳照シェフのおもてなしで最後の晩餐。

普通の震災ツアーではあり得ない経験を参加者はできた。

激動の1泊3日東北の旅をリアルタイムで発信し続けたTwitterと共に振り返ってみよう。

Day 1

バスを一台貸し切って東北ボランティアツアーの旅へ出発。#まげツア

— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 2, 2013


11/2 0:00 上野駅 東は神戸、北は北海道から、このツアーのために上野に集結。見送りに来てくれた人もいれば、見送りにきたはずが土壇場の空席を埋めるため手ぶらでそのままバスに乗った男前も。  

震災でハワイ経由で西表島に流れて、西表島島に帰って来た歌津ポスト。 pic.twitter.com/5iKQKqovdz— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 2, 2013

小さな商店街の目印に、大漁旗が掲げられていたが、漁業が再開されて、代わりにサッカーのフラッグがなびいている。#まげツアpic.twitter.com/JDYF0Ef2sq— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 2, 2013

あれから2年8ヶ月、震災の象徴するあの防災対策庁舎。前に来た時にはなかった柵と今でも新鮮な花や折り鶴が。 pic.twitter.com/CSZasi17U6— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 2, 2013

家が残るエリアと流されてしまった命の境界線。#まげツアpic.twitter.com/yj6h9rG4vQ— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 3, 2013

1日かけてママがTシャツで作った草履。古いTシャツを送ればオーダーメイドでも作ってくれるかも。http://t.co/pJ4Fcp9zGkまげツア pic.twitter.com/staemAtl41— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 3, 2013

さんまのたい焼き。#まげツアpic.twitter.com/ngwZ1Osbfx— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 3, 2013

東北の少年たちとフットサル@あがらいん。ブラインドサッカー体験も。 pic.twitter.com/iBnMgHzGej— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 3, 2013

震災時に避難所となった場所で寝袋で就寝。この経験はなかなかできない。#まげツアpic.twitter.com/E1GbEv9jzG— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 3, 2013

Day 2

新聞やテレビでは報道されない被災地の姿を追って、大川小学校へ。#まげツアpic.twitter.com/1gtxZO3Dhi

— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

物事には表と裏がある。世間の声や耳障りのいい言葉に騙されるな。体験してはじめてわかる。だからみんなも感じて欲しい。#まげツア— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

震災の記憶を伝え慰霊碑を守る閖上の記憶。背景を知ると見える世界が変わる。http://t.co/w1AD38W5xR#まげツア— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

同じ景色も人によって見える景色が違うと言う別の事例はこのブログで。あまちゃんから学ぶ、”新しい価値の創造2~新しい価値の発見” | CEO | U23 http://t.co/mfKDMiwomh#まげツア— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

昨年完売の閖上あみーずの復興の想いを込めたクリスマスリース限定販売。お母さんの手編み。1個800円限定600個。お問い合せは http://t.co/JokGfgTUtn#まげツアpic.twitter.com/OfvzHMM18A— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

波が来ても安心構造の下層階、てっぺんはヘリポートがある閖上タワーに、津波を飲み込むロボットワンコ。子供はクリエイティブ。 pic.twitter.com/ymRK6VabgD— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

今夜はサムライブルーディナー。、<シリーズ 3.11を越えて> サッカー日本代表専属シェフ、西さんの味。~今も福島・Jヴィレッジの厨房で~ #numberwebhttp://t.co/D5JK5YsnQs#まげツア— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

シーベルトとは http://t.co/PuEHi6ystF#まげツア— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

偉い先生の論文も20年後のことは絶対ではないし、教科書も新聞もネット鵜呑みにしてはいけない。情報を見極める力が欲しい。#まげツア— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

無知は罪で無謀な事故を引き起こし、わからないがための漠然とした恐怖を生む。知識を得れば安全に大胆と思われる行動ができる。 — Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

常識や固定観念に縛られない、感情的にならない、様々な見方があることを知る、根拠を知る、背景を知る、違う言語で知る、視点の時代を変えるetc… — Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

24番目の日本代表、西シェフのサムライブルーディナー。青いユニフォームに袖を通してちょっと代表気分。W杯の勝利へ導いたあのライブクッキングもやってくれるらしい。 pic.twitter.com/PgJuvASODl— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

目の前で作ってもらい解説を受けながら代表選手と同じメニューが食べられるなんたサッカー馬鹿にとっては至福の時間。西さん、めっちゃおいしいです。#まげツアpic.twitter.com/ZyGORkh6Jk— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

人から話を聴くとは、その人のフィルタを通して聴くということ。自分の目で見て、香りを匂って、肌で感じて欲しい。メモしとけ。@rockuma31#まげツア— Kensuke Utsumi (@u23ken) November 4, 2013

この旅ではじめて現地を訪れた人、久しぶりに行った人、何度も現地に通う人、現地に住んでいる人、それぞれみんな現地に行ったことで何か得られたもの、与えることができたことがあった。

この旅で何度も出てきた言葉が、何をどう思うかは自由だから、ただ自分の目で見て感じたことをみんなに伝えて、バトンを繋いで欲しいということ。もし、あなたがこのブログで何かを感じたなら、その想いを行動に変えてみよう。一人でもいいけど、できれば仲間も誘って。

次は、あなたが、誰かのフィルタを通さず、自分の目で見て、声を聴いて、匂いを嗅いで、肌で感じて欲しい。

現地の方とスタッフに感謝の気持ちを込めて、このブログを書いてみた。もしこんなスタディツアーがあったら参加したいという人がいたら、BlogでもTwitterでもFacebookでも気軽にメッセージをください。

過去は変えられないけど、未来は僕らの手の中。
Change the Future.