『トイ・ストーリー4』映画鑑賞レポート

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気まぐれで届ける世界23周の旅をするCEOの映画鑑賞レポートシリーズ。

今から24年、ピクサーとディズニーとスティーブ・ジョブズが映画に革命を起こした。アカデミー賞を獲り、史上最高のアニメ映画にも選ばれた、世界初の劇場公開された長編フルCGアニメーション映画、1995年公開の『トイ・ストーリー』。1999年に続編『トイ・ストーリー2』、2010年のシリーズ完結作『トイ・ストーリー3』でトリオロジーは美しく幕を閉じたはずだった。こんなヒット作品をスターウォーズすらリブートするディズニーが眠らせておくわけもなく、2019年夏、続編『トイ・ストーリー4』が全世界で公開される。期待と不安の入り交じった新作は、昔からのファンであればあるほど減点法で重箱の隅を突けば批判はいくらでもできるけど、もっと肩の力を抜いて前向きにそんなに斜に構えず観ると、シリーズ毎にアップデートする最新CGテクノロジーは細部まで神が宿り、何度も推敲してリスクを冒して脚本に込められたであろう製作チームのメッセージが伝わる物語は、強引な続編4作目にしてはそんなに悪くない。

映画を語らせたら一晩中でも話せるけど、印象に残ったことを3つ選ぶなら、まず最初に語りたいのは、個人的にトイ・ストーリーで一番のお気に入り、劇中でも重要な枠割りを果たすメイプルリーフのまとったカナダのスタントマンのおもちゃデューク・カブーン。マトリックスを演じたカナダ人俳優キアヌ・リーブスが声優に選ばれ、ピクサーにも多いカナダ人スタッフがほとんどのショットを担当したらしく、ビジュアルの細部から国家Oh CanadaをアレンジしたBGMやキャラクター設定まで、わかる人にだけわかるカナダ愛に満ち溢れた演出は最高。決め台詞「YES WE CANada」は今年のマイ流行語大賞に決定。

2つ目に、スペースレンジャーのおもちゃバズ・ライトイヤーも劇中で何度も発した「自分の内なる声を聞け。」という台詞は、おそらくスティーブ・ジョブズのスタンフォード大学の卒業スピーチでも有名になった名言のオマージュで、自分もその頃から好んでよく使っているフレーズだ。登場するおもちゃたちは、それぞれに悩みを抱えていて、仲間の応援と自分の内なる声を信じて、道を開いていく。主役も脇役も愛べきキャラクターたちで、その気になればそれぞれのスピンオフも作れそう。

3つ目は、やっぱり主人公、カウボーイのおもちゃのウッディ。古いおもちゃになってしまったウッディが、新しい自分の生きる道を探し、自由な生き方に挑み、愛する人を想う冒険恋物語は、トイ・ストーリーと時代を共に生きた世代なら、何かしら投影できる経験に共感を覚え、自然に感情移入してしまうのではないだろうか。想像を超えるとまでは言わないけど、「To infinity and beyond.(無限の彼方へ行くぞ。)」と締めくくられる感動のエンディングもあらゆる面で文句なし。完結することも続編を作ることもでき、そのうちにトイ・ストーリー5の話題が出てくるだろう。

高い壁に心が折れて、道に迷いそうになったら、恐れないで新しい扉を開けて、自分を信じてこう叫ぼう。

YES WE CANada!

Change The Future…

トイ・ストーリー4公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/toy4.html

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